本サイトの利用の仕方(はじめにお読みください)

1.本サイトの目的

はじめまして。「もちのつぶやき」運営者のさくらもちです。
社労士試験を受験した際、特に苦労したのが「一般常識」—とくに統計分野—の対策でした。政府の統計資料は情報量が多く、どこが試験に出るのか分からず、漫然と眺めてしまうことも多かったのです。
そんな経験から、「統計を図解で整理すればもっとわかりやすくなるのでは?」と思い立ち、このサイトを立ち上げました。
このサイトでは、統計調査を図解でわかりやすく整理し、試験に出るポイントはもちろん、出題されない統計も含めて、労働・社会保障の現状を読み解く力を育てます。
「難しい」を「楽しい」に変える学びの場として、受験生にも社会人にも役立つコンテンツを目指しています。

2.社労士試験の統計対策|合格に直結する10の重要ポイント

社労士試験の一般常識科目では、統計分野の対策が合否を左右する重要な要素です。ここでは、効率よく統計対策を進めるために意識すべき10のポイントを解説します。

  1. 細かい数字より「おおまかな傾向」をつかむ
    統計対策では、すべての数値を暗記する必要はありません。大まかな傾向や数字のイメージをつかむことが重要です。
  2. 覚えるべき「重要数値」は厳密に暗記
    失業率や出生率など、出題頻度の高い数値は正確に覚えましょう。 例:失業率 2.5%(令和6年労働力調査)、出生率 1.20(令和5年人口動態統計)
  3. 数字は「理屈」で覚えると定着しやすい
    こじつけでも構いません。数字に意味づけをして覚えることで、記憶に残りやすくなります。
  4. 図解やイメージで「右脳」を活用する
    唱えて覚える方法もありますが、図解やビジュアルで理解することで、より深く記憶に定着します。
  5. 前年との増減は「政策や社会背景」で推測する
    統計の変化は、法改正や社会情勢に基づいて予測できます。 例:女性活躍推進法や高齢者雇用安定法による労働者数の増加など。
  6.  「5年に1回」の調査は前回との比較が重要
    毎年公表されない統計調査は、前回との増減が問われる可能性があるため注意が必要です。
  7. 産業別ランキングは「業界特性」で推測可能
    無理に暗記するよりも、業界の特徴を理解することで自然に覚えられます。 例:医療業界は女性管理職が多い、金融業は土日休みが多いなど。
  8. 統計調査名は「過去問」で頻出!必ず覚える
    統計調査名そのものが出題されるケースがあるため、主要な調査名は確実に覚えておきましょう。
  9. 平均値は「中小企業」が母集団であることを意識
    統計の平均値は中小企業を中心に算出されているため、実態とのギャップを理解しておくことが重要です。
  10. 最新年度だけでなく「過去の統計」も出題される
    令和5年の試験では令和3年度の統計が出題されました。最新データだけでなく、過去の調査にも目を通しておきましょう。

このように、社労士試験の統計対策は「覚えるべきポイント」と「推測できるポイント」を見極めることがカギです。 図解や要点整理を活用して、効率よく合格を目指しましょう!

3.社労士試験対策|統計調査の3分類を正しく理解しよう

社労士試験の統計分野では、「統計調査の種類」に関する知識が問われることがあります。統計調査は大きく分けて以下の3種類に分類されており、それぞれの特徴と法的な位置づけを理解しておくことが重要です。

1. 基幹統計調査とは|報告義務がある重要統計
「基幹統計調査」は、統計法に基づいて定められた国の重要な統計調査です。 この調査は、政策立案や社会分析の基礎となるため、報告を求められた者には報告義務が課されます
例:労働力調査、毎月勤労統計調査、賃金構造基本統計調査など

2. 一般統計調査とは|報告義務はなし
「一般統計調査」も統計法に規定されていますが、基幹統計以外の調査がこの分類に該当します。 報告を求められた場合でも、報告義務は課されていません

3. 業務統計とは|官庁が保有するデータの集計
「業務統計」は、官庁が業務上収集したデータを集計・公表する統計です。 例えば、労働施策総合推進法では、すべての事業主に対して、外国人労働者の雇入れ・離職時に氏名等をハローワークへ届け出る義務があります。 このような届出情報を厚生労働省が集計し、業務統計として公表しています。

まとめ:統計調査の種類は試験対策の基本!
社労士試験では、統計調査の分類や報告義務の有無が問われることがあります。 「基幹統計」「一般統計」「業務統計」の違いを正しく理解し、試験対策に役立てましょう。

4.社労士試験対策|統計調査の見方と活用方法

「もちのつぶやき」では、社労士試験の一般常識—とくに統計分野—に特化した図解コンテンツを掲載しています。 各統計調査は、調査項目ごとの数値に一言コメントを添えて整理しており、試験に出やすいポイントがすぐに把握できる構成になっています。

さらに、記事の末尾には、該当する政府の公式統計資料へのリンクを掲載。 図解で概要をつかみ、原資料で理解を深めるという二段階の学習が可能です。

本サイトでは、試験に出題される統計だけでなく、出題されない統計も含めて紹介しています。 その理由は、統計を通じて労働・社会保障の現状を読み解く力を育てることも、社労士としての基礎力につながると考えているからです。

活用のポイント

  • 図解で「出題されやすい数値」や「傾向」を視覚的に把握
  • コメントで「覚えるべきか」「推測できるか」の判断がしやすい
  • 政府統計のリンクから、最新データや詳細情報を直接確認できる

社労士試験の統計対策では、「何を覚えるか」「どこまで深掘りするか」の見極めが重要です。 「もちのつぶやき」の図解・コメント・原資料リンクを活用することで、効率的かつ実践的な学習が可能になります。

5.よくある質問(FAQ)

Q. 統計が苦手でも大丈夫ですか?
A. はい。図解とコメントで、初学者でも安心して学べる構成になっています。

Q. 出題されない統計は読む意味ありますか?
A. 社会のしくみを理解することで、一般常識の得点力が上がります。

Q. どこから学習を始めればいいですか?
A. 「出題可能性の高い統計」カテゴリからのスタートがおすすめです。

6.関連コンテンツへの導線

まずは以下のコンテンツから学習を始めてみましょう: